峠川・石徹白川本流釣行 by Daiちゃん
6月25日峠川と石徹白川本流に行ってきました。
当日は父の仕事の都合により10時に家を出発し、12時過ぎに峠川のスキー場駐車場に到着しました。途中あまご園という所で魚券を買おうとしたら「中学生は釣れないから要らないよ」と言われて、ちょっとショックを受けました。ともあれ駐車場で昼食をとった後リーダーをつけて早速川に降りました。 今日は流れも太くなく安全な川なので父とは別々に釣ることになりました。僕は駐車場下のプールから釣り上がることになりました。 まずはプールに定位している魚を釣ってやろうと6x12ftのリーダーに6xを1ヒロ、7xと8xも1ヒロずつつけたし20番のスペント羽蟻パターを流します。一度流れにもまれて沈みかけた時に反応がありましたが、結局プールでは魚を釣る事が出来ませんでした。人がたくさん入る川の魚はしかっり教育されているんだな~と思いました。 18ft以上あるシステムでは少し釣り上がりにくいと感じられたのでシステムを詰め釣り上がりを始めます。まずはいつものフライで様子を見ようとCDCカディス16番を結ぶました。プールから10メートルほど釣り上がった所にあった瀬の開きで水面が割れました。慎重にあわせてランディングした峠川初の魚は18cmほどの岩魚でした。 それからも巻きや開きの落ち際などで岩魚の反応があり一匹、一匹丁寧に釣りあがっていくと、三つの大き目の石で囲まれたかなりいいポイントがあり、いかにも大きな魚が付いていそうです。ティペットをチェックしてゆっくりとポイントにフライをキャスティングします。ふわりとポイントにフライが落ちた瞬間にバシャッと大きな水しぶきが上がり思わず力が入ってしまいました。痛恨の合わせ切れです。やはりいいサイズの岩魚でした。 しかし合わせ切れした魚はもう出るはずもなく諦めて、ゆっくりとしたペースで釣り上がって行きます。 するとフライが緩い瀬から次の段に落ちる直前に必ずといっていいほど水面が割れ魚がフライを咥えました。アベレージこそ18cmそこそこでしたが各ポイントから無邪気にフライに飛び出してくる魚に癒されるひと時でした。また25cmくらいの綺麗な岩魚も釣ることが出来ました。 気が付けば3時近くになり、釣果は20匹を越していました。約束の時間が3時なので一度川から上がり父と合流します。 相談の結果石徹白川の本流をやってみようという事になりキャンプ場の近くに車を止め川に下ります。父は上流、僕は下流へと別れて釣りを開始しました。車を停めたところから50mほどいったところに長いトロ瀬がありそこでライズがあった気がしたのでそこから釣りを始めることにしました。 降りてすぐに対岸の瀬尻で水面が弾けました。流下は特に見当たらないのでテレストリアルか何かかなと思いつつもいつものCDCカディスを流します。 しかしライズ地点を流しても何も反応がありません。ピックアップした時にまたライズをしました。 そこでライズを観察してみると、5分に1回くらいの間隔でスプラッシュライズをしていて水面直下を流れる何かを食っている事がわかりました。 しかし何が流下しているかわからなかったので色々な流し方をやってみたり、フライを変えたりしました。そして遂にライズポイントの直前でフライをターンさせてやるとバシャッと水面が割れました。何も考えるまもなく体が自然にアワセを入れていました。強い引きを何とかしのいで無事ネットインすることが出来ました。 その方法で流れ込みでもう一匹追加しました。どちらの魚も23cmほどの力強い本流の魚で、掛けた瞬間は尺あるのではないかと思うほど強烈な引きでした。粘って色々自分なりに工夫してとった魚は最高でした。1時間たったので車に戻り休憩を少しとった後今度は白山神社周辺の流れを釣り上がります。激しい流れが岩に当たってよれたところをフライが流れていくと銀色に輝く魚が水面を割りヒットしました。流真に入り強い抵抗を最後まで見せたのは23cmほどのアマゴでした。その後もまずまずのサイズの魚が2匹出ましたがフライには乗りませんでした。すぐ上流にエサ釣りの先行者がいたため30分ほどで釣りをやめました。 そこで先ほど瀬で楽しい釣りをしたキャンプ場のそばの流れに戻り釣り上がります。 もうイブニングを前に魚たちの活性が上がっているのか13番のカディスパターンにいきなり岩魚が飛び出しました。この魚もかなり強い引きで少し焦りましたが、何とかランディングする事ができました。 ゆっくりと釣り上がって行くと流れが50メートルくらいの間だけ別れている所があり木が覆いかぶさっているいい流れとなっていました。 その分流の木の覆いかぶさるしたのチャラ瀬にはかなり魚が残って居る様で木下に何とかサイドキャストで入れられたフライに容赦なく岩魚たちが襲い掛かり最高にエキィサイティングな釣りをする事が出来ました。そのポイントではまずまずの岩魚を三匹釣る事が出来ました。 一度分流の最後の木の枝が溜まったポイントで大きな魚の反応がありましたがフライを食べることなく沈んでいきました。その魚はいくらたたいても二度と浮かび上がってきませんでした。 その後峠川下流部に移動して7時までの30分間で数匹の岩魚を釣った後、昼間釣りをしたスキー場の駐車場上の流れから釣り上がります。魚たちの活性はまだ明るいのにかなり高く同じポイントから3匹の魚が出てくることもありました。7時半を過ぎる頃にはもう20匹近くの魚を釣り上げていました。 そこで大物狙いのために新しいフライに結びかえました。 昼間のうちに目をつけておいたほとんど水の流れていないポイントにフライを投げるとゴボッという凄まじい音とおもにフライが飲み込まれました。大きくあわせを入れると、竿がバットから絞り込まれます。岩の下に何度も潜り込もうとするトルクある引きに何とか耐えてランディングした岩魚は手が回らない太い魚体の30cmの岩魚でした。 もう一箇所目を付けてありましたが真っ暗になってから狙うために打たずに次のポイントを狙います。すぐに25cmぐらいの岩魚を釣り、針をはずして上の段の瀬尻にフライを投じます。すると又ゴボッという音とともにフライが消えました。竿を立てるとすぐにバットから絞り込まれどうする事も出来ません。魚は僕が慌てているうちに流れに乗って二段も落ち込みを下りまだ強い抵抗を見せていました。しかし徐々にプレッシャーを掛けていくと抵抗しながらも寄って来て遂にランディングしたのは34cmの大きな岩魚でした。その岩魚を流れに戻した頃にはもう暗くなり始めていました。 しかしすぐ上流にいい石が入っているいいポイントがあったのでもう少し釣り上がるとそこでももう一匹、その二つ上のポイントの巻きでも一匹、30cmほどの岩魚を釣ることができました。最後に釣ってきたながれを下り、昼間に見つけておいた取って置きのポイントにフライを打ち込むと、とてつもなくでかい音で水面がはじけてどでかい魚がヒットしました。しかし引きが重すぎて竿を立てることが出来ず、魚がながれに乗った瞬間6xがブッちぎれました。もう真っ暗でフライを結ぶ事も出来ないし、充分釣ったので終了して川から上がりました。 父はもう着替え始めていました。結果を聞くと父も尺物を含めて20匹以上釣ったそうです。カメラは車の中に置いていってしまったため写真が取れなくて非常に残念でした。着替えを済まして8時過ぎに駐車場を出て11時ごろ無事家に着くことが出来ました。 感想 今回は初めて峠川、石徹白川という川に行ったがとても魚が多く綺麗でいいところだと思った。イブニングでは信じられないくらい魚が出て尺上を4本も釣る事ができた。これはやはり釣り人やたくさんの人の協力によってC&Rがなされているからだろう。 今回は人生で一番たくさん魚を釣る事が出来た。これからは今回の釣行を励みとして受験勉強をがんばりたいと思う。でもやっぱり又釣りにいきたいなぁ~。
by aguri923
| 2006-06-27 00:50
| Fly
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父: Kouと息子: Daiの父子(ちちこ)の釣り日記.Daiはもうすぐ高校卒業!身長は父Kouを超え180cmに突入。体(ガラ)は大人並みになった息子Daiと共に釣りバカ珍道中はさらに佳境に入っていく模様!
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